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『相撲生人形と押絵展』
2015年10月16日~11月23日/熊本市現代美術館 ギャラリーⅢ
20周年記念作品展
『教室 20周年記念作品展』
2014年2月1日~2月29日/熊本県立美術館分館 第一展示室
教室展2012
教室作品展 2012
2012年5月29日~6月3日/熊本県立美術館分館 第一展示室
ネガティブな美しさ
ネガティヴな美しさ
『大塚浩平・大塚玲王展』
2011年11月11日~11月20日/島田美術館
教室展2010
教室作品展 2010
2010年5月29日~6月3日/熊本県立美術館分館 第一展示室
cha no yu
CHA-NO-YU『金・銀・雲母で彩る寄付掛け展』
2009年12月2日~12月6日/熊本県伝統工芸術館 地下和室
アンカー 1
『九州ゆかりの日本画家たち
2009年10月10日~12月6日/熊本市現代美術館
私の作品のテーマは「マルイカタチ」である。
その原点は、鎌倉時代に描かれた「鹿曼荼羅」を基に制作したとき、
「鏡」に見立てたその金箔の「マルイカタチ」から、満月のような光りが
自分に向かって じーんと射してきたことによる。
その感覚は、優しく 柔らかく 神々しく・・・
とても満ち足りた、解き放たれた気持ちになったのだ。
「マルイカタチ」は、眺めることで「マルイ心のカタチ」になるのだ!
以前から、弧を描いて遊び飛ぶ燕の姿や朧月など、
無意識の内に「マルイカタチ」は作品の中に見え隠れする。
そして光りを放ち、光りを吸収する「箔」の変化もまた、
見るものの心を映す私の好きな素材のひとつである。
昔から神社には、絵馬や天井画など、あるべくしてその空間を演出する「日本画」が
普通にあった。これこそ日本画の「あるべき姿」だと考える。
私は絵馬や天井画の修復や制作をする中で、その作品が、神社という
半永久的な場所に設置されることを この上なく感慨深く思う。
その空間にあるのは、もはや「自分の作品」ではなく 、
それは「地域の作品」となって時を越えるからだ。
その“想い”も時を越え、その想いはそれを必要とする場と結びつき、
作品と空間とが一体になって初めて私の“想い”は成就されるのだ。 (展覧会図録より)
2008~2015年
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