≪​復元例≫

1⃣火災で焼失した絵馬を写真から復元

焼失前の絵馬の画像

【外牧神社 絵馬】明治初期

焼失した絵馬の写真を元に、描かれた当時と同じ顔料で復元。

【復元「武者絵」】外牧阿蘇神社藏

2⃣経年により消滅した絵馬を、線の痕跡から復元 (元の板に鉋を制作)

⑤ 形を補いながら下図を制作し、板にトレースダウン。   ⑥ 墨の濃淡で空間を表現しながら、描き上げていく。

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DSCN2498
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天井画 龍図 (2)
天井画 龍図 (2)
DSCN2518
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窪田日吉神社「龍図」
窪田日吉神社「龍図」

① 絵が完全に消え、線の僅かな凹凸のみが見える。

③ 描き起こした線を薄い和紙に写し取る。

➁ 横から光を当てながら線の凹凸を頼りに形を拾う。

④  板表面に鉋をかける。(大工さんから「この中に龍が入っとる!」  と 言われ、 鉋の削りくずも貰う)

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3⃣ 経年により消滅した絵馬を、線の痕跡を基に復元し創作を加えた。(別の新たな板に制作)

池田八幡宮絵馬
池田八幡宮絵馬
線の痕跡
線の痕跡

光を横から当てると梅が描かれた線の跡が見える。

池田八幡宮 創作復元「白梅図」
池田八幡宮 創作復元「白梅図」
白梅図 部分
白梅図 部分

線の痕跡が部分でしか判別できず、総代さんの了解を得て、金箔で金環をアレンジするなど、創作を加えた。

 

元の絵馬は、中央部に大きな割れがあり、さらに修復中に熊本地震によって被災したため、

新たに天然杉の板に復元した。新たな板は、時代を経た色に変化させた後に制作。

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