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《細川藩御座船・波奈之丸》天井画復元

肥後細川藩・御座船『波奈之丸(なみなしまる)』

 

御座船『波奈之丸』は、藩主が参勤交代のとき、豊後鶴崎から海路で大阪まで往復する際に用いたものです。

この中に設けられた主室の《御座の間》と次室の《次の間》の二室は、黒漆塗りの格天井で、格間には彩色で二室合計171枚全てに草木花果の絵が描かれています。

天保11年頃(1840年)、矢野良敬や杉谷行直らの筆によるもので、盛上げや金箔を駆使し、絵は写実的で植物の特長をよくとらえ、一見して種類の判別が出来るものが多く描かれています。

《御座の間》の絵は花草木(開花中の植物)、《次の間》の絵は薬用植物(実をつけた植物)であるとされています。

鉄線